2008年8月22日金曜日

アメリカ長期留学組も続々新学期

お盆明けから急に涼しくなりました。朝晩うっかり薄着でいると風邪を引きそうです。来週あたりまた暑くなるという話もありますが、8月ももう終盤、秋はもうすぐなんですね。

18日に出発した英文の海外研修プログラム・アメリカ組のブログが始動してます。引率の中村先生の持参PCがようやくネットにつながったようです(笑)←いや笑い事じゃない
ブログの最新記事のフィードを右コラムに表示してますので、ぜひクリックしてください。イギリス研修は山本先生が担当されますので、こちらも始まったら追加します。イギリスへの出発は明日23日です。

さて、アメリカの大学は新学期シーズン。交換留学&DDP編入組も新学期を迎えつつあります。
どこの大学も、到着するとまず寮の手続き、そして留学生用のオリエンテーションがあり、授業の選択と履修登録を経ていよいよ学期が始まります。

付属語学学校から進学する人は割と余裕があると思いますが、別の州で語学学校に通っていたり、直接大学に進学するために渡米したばかりの人はしばらく大変かも。心に余裕を持っていきましょー。

中国・韓国は9月1日から新学期(オリエンテーションはもう始まってるかな?)で、こちらももうすぐです。
新学期のばたばたが落ち着いた頃、交換留学生にいろいろ聞いてみたいと思ってます。(M)


2008年8月21日木曜日

中国から近況&オリンピック報告!

どうもこんにちは、英米言語文化学科2年、川上春菜と申します。

現在、中華人民共和国山東省、済南(さいなん)市にある山東大学に交換留学で来ています。
ずっと前から国際交流センターのブログに、留学生活で感じたこと、思ったことなどを書いていこうかなと思っておりました。

中国のこと、いろいろ知ってもらいたいので、1番最初に中国語でテーマを書き、その言葉について少し解説をしたあと、思ったことなどを書いていこうと思っています。
そして、たまにイラストや写真を載せていきたいと思います。

さて第1回目の今回ですが、こちらの中国語から行きたいと思います。


こちらですね。
オリンピックです。
音に合わせて漢字をあてた感じです。
最後の3文字は日本では『運動会』と書きます。
微妙に漢字が簡略化してあるので、少し抵抗があるかと思いますが…

さて、先日8月8日、中国では大騒ぎでした。
そうですね、皆さんもご存じでしょう。
オリンピックの開会式が北京で行われました。
私はこの日、中国に滞在している日本人の人たちと、何人かの中国人と一緒にテレビで開会式を見ました。



左が私、右はお世話になっている日本人の方です。

何か食べ物を持ってきてねとのことでしたので、肉じゃがを作って持って行きました。
日本の家庭料理ということで、中国人の方からは喜ばれました。
日本人の方からは久々だということで、こちらからも喜んでいただきました。



中国時間夜8時、開会式が始まりました。
ご飯を食べながらの開会式の鑑賞です。
いやぁ、開会式、なかなか感動しました~~
中国ってこんなことできるんだぁって…日常で見ている中国とはえらく違うわ(笑)



おおよそ1時間のセレモニーの後、選手団の入場です。
日本人はかなり早いところで出てきましたね。

もちろん締めくくりは中国勢です。
迫力あります。



さて、聖火点灯が終わり、開会式は12時近くに終わりました。
このあと片づけをして、宿舎までタクシーで帰りました。
こんなことでも国際交流をもちろん忘れていません。
留学先で開かれるオリンピックの開会式を留学先の知り合いと一緒に見れるなんて、間違いなく一生に一度しかないよ!
そんなことで、第1回目は終わろうと思います。

どうもありがとうございました!


2008年8月19日火曜日

海外研修プログラム2008

英米言語文化学科の海外研修プログラム、出発の季節がやってまいりました。
先陣を切って昨日18日朝アメリカ組が広島を出発。Iさんが広島駅でお見送りしてきました。



アメリカ組の滞在先はインディアナ州エヴァンズヴィルにある提携校のUniversity of Evansvilleです。エヴァンズヴィルはインディアナ州南西端の州境にあり、生活圏はイリノイ州・ケンタッキー州にまたがっています。街の規模は州で3番目だそうで、州境の街のイメージに反して大きいんじゃないでしょうか。


大きな地図で見る

短期プログラムは約1ヶ月、長期は12月までの4ヶ月間、大学付属Intensive English Centerで学びます。研修は昨年からですが、こちらの大学とのお付き合いは10年以上前に始まっておりまして、昨今はDDP(Dual Degree Program)の留学先としても人気で、8月から始まる新学期には3名が在籍します。

さて現在8月19日午前7時、アメリカ組はインディアナポリスを過ぎたあたりを飛行中、あと少しでエヴァンズヴィル到着ですよー。

国際交流センターでは「海外研修・海外留学掲示板」で渡航おっかけ情報を随時提供しています。出発・到着時には引率の先生から電話で連絡をいただき無事を確認、渡航中の経過は航空会社や空港のサイトで確認して掲示板に掲載しています。研修中の様子は引率の中村先生がブログで報告してくださるようで、留守宅のご家族やお友達、海外研修に興味がある人にも楽しんでいただけると思います。


2008年8月7日木曜日

ピースセミナー閉幕!



ついにこの日を迎えました。セミナー最終日です。脱落者もなく皆さんよくがんばりましたねー (^_^)v


今日の集合は13時。ゆっくりできたのか、それとも今日が最終日だからなのか、なんだかみんな元気そうでした。グループで2時間かけて準備をして、15時からプレゼンテーション。

あ、プレゼンテーションの間にテレビの取材が入りました。N○Kさん。翌朝7時45分からのローカルニュースで放映されます!

17時からはホストファミリーも交えてのフェアウェルパーティ。なんだか7日間ですっかりうち解けて英語も日本語も混じっての大盛り上がりでした。

今日の日記は短いです。なぜなら私は準備と後処理に追われて現場にほとんどいられなかったからです。学生さんたちとも全然お話できませんでした…  国際交流の仕事って華やかに見られがちですが、実際はこんな感じです。裏方ですから、何事もなく無事終了できることが最高の評価なのです。(だから明日出発するまで何も起こさないでね!←もちろん何も起きませんでした)(I)

とうろう流し

遂にセミナーも最終日を迎えました。
午前中はお休み。午後から総まとめの成果発表を行います。


昨夕の「とうろう流し」。実はスタッフMも初めての参加でした。新聞やテレビで見ると、慰霊と平和への祈りを込めて灯籠を流す静かな行事なのか思いきや、平和を祈る歌や朗読が大音響で流れる中、色とりどりの灯籠を手にした大勢の人々がうねるように川岸に集う、非常に生命力を感じる空間でした。(写真がブレブレですみません。雰囲気だけでも…)



セミナー参加者もみんなでメッセージを書き込んだ灯籠を流し、平和を祈りました。



2008年8月6日水曜日

原爆の日をふり返り


Iより報告。

今日も一日暑い日でしたね。本日はセミナー最大の目的、広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列しました。アメリカの学生は朝7時前に来て、献花を済ませました。式典終了後は本学院中高の校地で行った「平和祈念式」にも参列。ここでは本学で開催している他の二つの平和プログラムの学生たちとも合流しました。

お昼からは講義が一つ。広島で研究中のアメリカ人の先生から、アメリカでは被爆の危険性への認識が薄いけれど、核施設などあるので、意外に身近に起こる可能性があるものだということをわかりやすい例をあげながらお話されました。皆、改めてその危険性に気づいたようで、熱心な質問が続きました。ハリウッド映画では被爆したらスーパーヒーローに変身しちゃうので、被爆が危険だという認識が薄いのではないか、日本は被爆国だからかそのような描き方はされないという意見には思わず頷いてしまいました。いろいろな視点から平和に関するお話が聞けるのがこのセミナーの良いところです。

夜は平和公園に再集合して灯籠流しをしてきました。学生はそれぞれの平和に対する願いを灯籠に書いて流しました。次々と流される灯籠、悲しいことなのになんだか幻想的でした。

今夜の解散は夜の8時半すぎ。12時間を超えるプログラムとなりましたが、みなさんお疲れさまでした。明日はいよいよ最終日です。

原爆の日

63回目の原爆の日を迎えました。今年もよく晴れた暑い朝でした。
セミナー参加者は早朝慰霊碑に献花をし、広島市原爆死没者慰霊式・平和祈念式に参列しました。



続いて、広島女学院中高の原爆慰霊碑前で行われた「広島女学院平和祈念式」に参列。広島女学院は、生徒330名、教職員20名を原爆で失いました。
ここでは同時に行われている関西学院大学と本学との合同平和学講座や、西日本のキリスト教主義大学の学生グループと一緒になり、学長からご紹介がありました。

午後は女学院中学の教室を借りて、セミナー最後の講義です。
質問がどんどん寄せられ、非常に活気のある講義となりました。

講義(8)
‘Atomic Bombs in America’
(ロバート・ジェイコブズ・広島平和研究所講師)



この後は、夕方から灯籠流しなどの慰霊行事に参加します。
明日は最終日。参加者による成果発表を行います。(M)

2008年8月5日火曜日

フィールドワーク@岩国



今日は岩国研修でした。朝8時過ぎ集合、アメリカの学生の解散は夜9時過ぎになり、ハードな一日でした。帰りに立ったまま寝そうになってた子もいましたよ。

午前中は、岩国市議の田村順玄先生に案内いただき、バスに乗って岩国基地周辺を見学しました。新しくできた岩国市庁舎を見学、田村先生のおかげで特別に議場も見せていただき、その後市民会館でお話を伺いました。アメリカの学生から真剣な質問が相次ぎました。今回のメンバーは違いますが、アメリカの学生の中には軍に所属しながら大学などに通う人も少なくないし、親族に軍所属の人がいる人も多いので、身近に感じるトピックだったのではないでしょうか。

午後はアメリカの学生は岩国観光をしました。お約束の錦帯橋を渡り、ロープウェーに乗って岩国城まで行きました。眺めよかったし、山頂は涼しかったです。とにかく終日暑かったので、帰りは吉香公園の大噴水に誘われ、みんなたまらず水の中にじゃぶじゃぶ。ただ足を冷やすだけが、いつの間にか水かけっこに。若いなあ…



明日は平和公園の式典に参加です。みんな早起きできるかしらん。(私も…)(I)

2008年8月4日月曜日

Lecture Day!!

セミナー3日目の日曜日は完全休養日。アメリカの学生はホストファミリーとのんびりしたり、あちこち遊びに行ったりとそれぞれに過ごしたようです。

そして週明けの月曜日はレクチャー4本立て。
この「ピースセミナー」はBGSUの正規の授業として開講していることもあり、別の年に開催している「ジョイント・セミナー」に比べて講義数が多く、より多角的で高度な内容を扱います。各先生方の専門分野も異なるため、歴史や政治、軍事、物理学など普段聞き慣れない専門用語が英語で繰り出される授業の連続で、日本人学生の多くは大変だったのではないでしょうか。

(記事は後ほど追加します。)

講義 (3)
‘Hiroshima: Reconstruction from A-bombing and Contribution to Peace Building’
「広島--被爆からの復興と平和貢献」
(水本和実・広島平和研究所准教授)



講義 (4)
‘Remembering the Difficult Past: Japan and Korea’
(キム・ミキョン・広島平和研究所講師)



講義(5)
‘U.S.-Japan Security Relations: An Analysis of the U.S. Base and Nuclear Disarmament Issues in the Post-Cold War Period’
「冷戦後の日米安全保障関係:基地問題と核軍縮問題を中心に」
(上村直樹・広島市立大学教授)



講義 (6)
‘DU(Depleted Uranium) Weapons as the “Nuclear Shadow”: The ICBUW Challenge’
「核の影としての劣化ウラン問題--ICBUWの挑戦」
(嘉指信雄・神戸大学教授)



これらの内容をふまえて、5日は岩国でのフィールドワークです。(M)


2008年8月2日土曜日

セミナー2日目終了

セミナー2日目も無事終了しました。

午前中は講義2つ。1つ目は、ヒロシマを取材する海外のジャーナリストたちの通訳と案内の仕事をされている方からのお話。被爆者の方でもあり、我々の大先輩でもあります。2つ目は、セミナーのアメリカ側担当者の先生の講義。ほぼ原稿ナシ、でも、昨日の平和公園での研修や1限目の講義内容を取り入れつつ、学生に質問したり発言もさせたりのアメリカンスタイル。刺激的でした。



午後からはアメリカの学生さんだけで宮島観光。炎天下でしたが、宮島の英語観光ボランティアの方に案内していただいたので、みんなマジメに話を聞いてましたよ。厳島神社の回廊の途中にお祓い棒があるの知ってます?しかも祓い方にも決まりがあるんです。祓い方はヒ・ミ・ツ。



神社を出たら正面にある「大願寺」におじゃまして、住職から大願寺の歴史=宮島の歴史=日本の歴史を伺いました。大願寺には宮島中の仏像が同居中です。しかも国宝級の。なぜそんなことになってしまったか、それもヒ・ミ・ツ。

知りたい方、宮島へ行ってみよう!(説明文には書いてないけどね)

こんなに暑い中、時間の都合で休憩もないし、お土産買うヒマもないし、それでもアメリカの学生さんはマジメに説明聞いてました。帰りのJRではみんなお疲れな表情でしたけど。明日はオフ。ゆっくり休んでください(I)


セミナー2日目・午前

暑い日が続きます。いよいよ講義が始まりました。
このセミナーでは8回の講義が予定されており、それぞれ別の講師が担当します。

講義(1)
‘Above and Under the Mushroom Cloud’
(小倉桂子さん・HIP(平和のためのヒロシマ通訳者グループ)代表)


最初の講義は、長年に渡り、通訳として広島を訪れる外国人ジャーナリストや作家にヒロシマを紹介してこられた小倉桂子さん。ご自身の被爆体験と、戦後の活動についてお話していただきました。

続いて、今回来日されたBGSUのマーク・シモン教授が、核兵器とそれをめぐる現状について、学生と対話型で講義をされました。

講義(2)
‘The Dangers of Nuclear Weapons and Nuclear Proliferation Today’
(マーク・シモン教授・ボーリング・グリーン州立大学)


(生活デザイン・情報学科4年・鈴木さん)
小倉先生とシモン先生の英語での講義を受けましたが、英語で平和教育の授業を受けるのは初めてでした。小倉先生の講義では、戦争のときの悲惨さを英語でお話され、御家族の実体験も沢山お話しして下さいました。非常に悲しかったです。改めてヒロシマの原爆の恐ろしさを伝えていかなければいけないなと感じました。また、先生がワシントンのB29を見たときの悲しみは、広島出身者として複雑でした。

シモン先生の講義は、アメリカの大学のような参加型の授業でした。具体的な核保有国の見解など、核について詳しく学びました。科学的な面を勉強出来て良かったです。また平和教育で核そのものについて学ぶのは新鮮でした。

それぞれの先生が内容満載の講義をしてくださいました。明日からも頑張って、アメリカの学生とともに平和を考えていきたいです。
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(M)

2008年8月1日金曜日

平和記念資料館見学と碑めぐり

本日からピースセミナー始まりました。
今日は、オリエンテーション、キャンパスツアー、ビデオを2本見て、
平和公園・資料館研究、そして午後から平和公園での研修です。
初日から飛ばしてまっす!


平和公園では市のボランティアガイド講座を受けた学生2名が来てくれて、
各モニュメントについてキビキビ説明してくれました。
皆も知らなかったことが多かったんじゃないかな。

外はメチャ暑かったけど、みんなまじめにがんばってます。感心しました。
7月の短期研修で一度平和公園を訪れているアメリカの子たちもいるのに。
みんなの真剣な表情が私のエネルギー源です。
デスクワークで衰えた体力、今日だけですでに足が痛いけどがんばります。



学内の図書館で開催している「栗原貞子展」見学中の写真。展示会は8日まで。これらの展示は10月に栗原貞子記念平和文庫として正式公開されます。(詳細はこちら

明日は午前中講義、午後はアメリカの学生は宮島で~す。(I)


ピースセミナー2008開始!

快晴の空の下、始まりました「ピースセミナー2008」。



午前中は大学内でオリエンテーションとキャンパス案内、ビデオ鑑賞。
午後は平和公園での研修のため、先ほど大学を出発しました。

今後、フィールドワークや討論、発表を7つの班ごとに進めていきます。
その中で交流も深まっていくといいですね。(M)

明日(土)の日程:
午前中は学内で講義をふたつ。午後はBGSUの学生のみエクスカーションで宮島を観光します。
公開講義ですのでお気軽にご参加ください。
講義(1)
‘Above and Under the Mushroom Cloud’
(小倉桂子さん・HIP(平和のためのヒロシマ通訳者グループ)代表)
講義(2)
‘The Dangers of Nuclear Weapons and Nuclear Proliferation Today’
(マーク・シモン教授・ボーリング・グリーン州立大学)