2016年12月2日金曜日

中国・山東大学の学生グループが今年も研修を行いました!

11月22日(火)~26日(土)にかけて、中国の提携校「山東大学」の日本文化研修が本学で行われました。今年で8回目(9年目)となるこの研修は、山東大学日本語学科の学生グループを本学で受け入れるもので、日本語教員養成課程の学生と教員が、ホスト側として研修を企画運営します。


ホスト側のお世話を担当した学生の多くは、この研修に先立つこと2ヶ月前、山東大学での日本語教育実習に参加した学生たちです。また、来年以降の実習に参加予定の学生もお手伝いをしました。それぞれ、日本での再会を喜んだり、中国での再会を誓ったりと交流を深めていたようです。

研修を通しての報告は、日本語教員養成課程のブログをご覧ください。

山東大学の学生たちの日本文化研修修了報告
http://hjunihongokyoiku.blogspot.jp/2016/12/blog-post.html

充実の日本語教員養成課程ブログ。本学学生の中国での研修っぷりも、引率の渡邊先生の楽しいご報告で堪能できますよ!

HJU 日本語教員養成課程ブログ(2016年9月)
http://hjunihongokyoiku.blogspot.jp/2016_09_01_archive.html

2016年10月18日火曜日

日本のお寿司とアメリカのスシ

アメリカ・ジョージア州に交換留学中のOさんにお願いしたところ、またまた記事を送ってくれました!ありがとう!

ブログ担当者のリクエストにより、今回のお題は「アトランタのお寿司」です。

***

みなさんはお寿司と聞くとどのお寿司を想像しますか?
わたしは回転寿司で食べる「握り寿司」を思い浮かべます。
きっと多くの人が私と同じイメージを抱くのではないかと思います

ですが、アメリカのスシとは「カリフォルニアロール」だと定義されているようです!
これは日本の巻き寿司に近いものですが、なぜか海苔がご飯の内側に挟まれており、中心にはアボカドやカニカマが入っています。
これが「スシ」として普通にスーパーに売ってあるのです!
アメリカ人は海苔や生の魚を好んで食べる習慣が無いためにこのようなアメリカ流にアレンジされているのだと思います。
私としては本物の握り寿司も食べてもらいたいと思うのですが…。

9月ごろにWesleyan Collegeでも食堂で寿司が提供されました。
(わたしたちは朝昼晩、食堂(カフェテリア)で食事をします。曜日ごとにメニューが決まっていますがたまに変わることも!)

Wesleyan College 学食のお寿司(とピザとポテト)
意外にも海苔が外側
寿司というより鉄火巻きのようなものです。
見栄えは良くありませんが、ピザやポテトを並ぶとかなりアメリカっぽいですね。
日本の寿司とは違いますが、久々の白米だったので嬉しかったです。

でも、日本の寿司が食べたい!

アメリカに来て2ヶ月が経って、生の魚が食べたいと強く思うようになりました。
そして先週、アトランタのLennox Square というショッピングモールで寿司のコーナーを発見!

ネタケースが!面妖な白い塊は豆腐ではなくクリームチーズと思われます

フードコートの一角にありました。
寿司を作っているのは日本人ではなく、どうやら中国人のようでした。


ガリの隣はeel(穴子?鰻?)、その横はカニかま、白身魚はsnapper(フエダイ)だそうです

アメリカオリジナルのスシも混ざっていますが、どれもおいしかったです!
だいたい9ドルくらいだったと思います。もう少し値段を張れば、お刺身のセットも頼めるようです!
機会があれば別のセットを注文したいです 笑

2016年10月7日金曜日

Wesleyan College (Macon, Georgia) のお気に入りスポット

前回に続いて、アメリカ派遣中の学生から現地報告です。
(ブログのネタくださいと泣きついたところ、送ってくれましたよ!ありがとうOさん!)

***

過去の留学報告を見せていただくと、今私が通っているウェスレアン・カレッジ(Wesleyan College)の記事があまりない!
ということで、Wesleyan Collegeのキャンパスについて書こうと思います。

Wesleyan Collegeはアメリカ南部のジョージア州の小さな町、メイコンに位置しています。


(国際交流スタッフ注: ジョージア州というと、「風と共に去りぬ」の舞台になり、現在ではコカ・コーラ社やCNNの本社がある州都アトランタ、ロックファンにはR.E.M.やB-52'sを輩出したアセンズなどが有名ですね。)

気候は日本よりも乾燥していてしていてさほど暑くもなく、夏は過ごしやすかったです。ただ、急に雨が降るので折りたたみ傘は必須でした。(最近は天気が良い日が続いています!)

Wesleyan Collegeの特徴は小規模な女子大でキリスト教主義だということです。HJUと似ていますが、やはりアメリカなので異なる部分も多いです。特に驚いたのはキャンパスの広さ!ほとんどの学生がキャンパス内の寮に住んでいることを考慮してもゆったりとした造りです。噴水や大きな池、馬小屋、屋内プールがあるのは特に驚きました。

私が特に気に入っているのはチャペルです。


秋学期のオリエンテーションが行われたり、講演会や礼拝に利用されます。


昼と夜では違った顔を見せてくれるのも魅力です。


2016年10月5日水曜日

海外派遣中の学生からの近況報告です!

今学期は、アメリカに3人、韓国に1人、合計4人を交換留学生として提携大学に派遣しています。
先ほど、アメリカに留学中の国際教養学科3年Oさんから近況報告が届きました。Oさんは8月から、ジョージア州メイコンの提携校 Wesleyan Collegeに滞在中です。

アメリカに来て2ヶ月が経ちました。10月になって朝晩が少し肌寒いと感じますが、昼間は暑いのでまだ半袖シャツやサンダルで過ごしています。
今、歴史の授業では日本について英語で学んでいます。日本史を英語で学ぶ機会はなかなかないので面白いですが、日本の法律の名前や当時の特殊な役職など、英語で何と言ったらいいか分からないことが多いです。この授業では日本人は私一人なので、上手く説明できるようにしたいです。
また、小テストの採点をするときに正解に丸、不正解にチェックマークを無意識につけてしまいます。アメリカでは日本と逆でチェックが正解の意味なので気をつけたいです。
今週末の8日〜11日はFall Breakで4連休です。わたしは中国、台湾出身の子とアトランタの観光に行く予定です。連休を楽しめるように、まずは課題を頑張ります。
学内外のイベントに参加するなど、積極的に活動しているそうです。
留学期間は今年12月末まで。悔いのないように過ごしてください!

2016年8月18日木曜日

ピースセミナー 2016 最終日

8日(月)はセミナー最終日。
前日の日曜日は休養日で、BGSUの学生は、セミナー参加者や交換留学でBGSUに留学していた本学の学生、ホストファミリーと過ごしたりしたようです。中には野球観戦に行った学生も(9回裏逆転勝利でした!)。


さて最終日はそれぞれに学んだこと、考えたことを持ち寄り、2グループに分かれてプレゼンテーションをおこないます。



ポスターにまとめて発表をおこないました。先生方や、ホストファミリー、ボランティアガイドとして参加した学生が聴講してくれました。



修了式の後、ホストファミリーをはじめご協力くださった皆さんもお招きして、フェアウェルパーティを開きました。ちょうど日程が重なっていた、オープンセミナーに参加中の高校生の皆さんの飛び入りもあり、一段とにぎやかな会に。

セミナーには、本学からの参加者としてテネシー大学マーティン校からの交換留学生2名も参加したのですが、彼女たちもこのプログラムが留学生活の締めくくりでした。いろいろな意味でのお別れ会となりました。


世界のあちこちに様々な脅威があり、一つの価値観で解決できることではありませんが、参加者の皆さんが、違いを知り、違いを超えたつながりを持つことで、理解と共感が広がり次の平和へつながるよう願います。

***
ピースセミナー2016の記事をまとめて読む: 「ピースセミナー2016

2016年8月9日火曜日

ピースセミナー 2016 原爆の日

71回目の8月6日がやってきました。早朝から平和公園に集まる人々の中に、セミナー参加者も加わります。祈りと決意の時間です。



 平和記念式典の後、基町のビルの壁に掲げられた「原爆犠牲米軍人慰霊銘板」を見学しました。元は中国憲兵隊司令部の場所で、ここで捕虜となっていたアメリカ軍人が数日の間に亡くなっています。この銘板は、戦後独力でアメリカ人被爆者の調査を続けた森重昭さんが設置したものです。


続いて、セミナー参加者は上幟町に移動し、広島女学院慰霊式に参列しました。広島女学院慰霊式は、広島女学院中学高校の敷地内で毎年行われています。





ここでは、ピースセミナー参加者に加え、関西学院大学との合同セミナー「ヒロシマ」や、キリスト教女子大学の学生を招いての「8.6平和学習プログラム」の参加者が集まりました。

お昼を挟んで、ピースセミナー参加者はオープンハウスが開催されている比治山の放射線影響研究所へ。
※外観の写真は以前撮影したものです
ここで4日に講義をしていただいたアーサー・ビナードさんと偶然の再会。ビナードさんが職員の方をご紹介くださり、急遽研究員の方から展示の解説をしていただけることになりました。


その後、夕方までは短い自由行動。日が暮れた頃に再集合し、とうろう流しに参加しました。

 

名前やメッセージを書いたとうろうを流しました


ピースセミナー 4日目&5日目

連日の晴天も「良い天気」というより酷暑の様相を呈してきました。
71年目も暑い広島です。

これから2日間は、学内外の先生方による講義。

本学の篠原收先生


今回学生に同行していらっしゃったボーリング・グリーン州立大学のレイモンド・クレイグ先生


詩人・アーサー・ビナードさん。1時間半の予定でしたが、質疑が白熱した結果、3時間近いお時間をお付き合いくださいました!


講義後、ビナードさんは毎週出演されている文化放送「飛べ!サルバドール」に本学からお電話でご出演。終わったばかりの講義での議論についても言及されました(Podcastでしばらくの間聴くことができます)。


5日午前は、広島市立大学平和研究所から、ロバート・ジェイコブズ先生

同じく平和研究所の水本和実先生

午後は神戸大学大学院の嘉指信雄先生

今年の講義は、言葉や伝え方、共感などを考えさせるテーマが多く、またオバマ大統領の広島訪問、被爆死した米軍捕虜の調査に尽力された森重昭さんの活動なども盛り込まれ、アメリカ人学生の感じ方も、少し違ったものになったように思いました。

前日までBGSUの学生はホームステイでしたが、この夜からは夜間にプログラムがあるため市内に宿泊します。5日夜は、広島市内の浄土真宗寺院が行う「原爆逮夜法要」に参加させていただきました。

大手町の西向寺から、平和公園内の供養塔までの提灯行列にも混ぜていただき、良い経験ができました。

ピースセミナー2016 3日目

ピースセミナーは3日目。いよいよ広島の原爆の実相に迫ります。

最初の講師は、被爆証言者の小倉桂子さん。本学の卒業生でもあります。
長年、広島を訪れる海外メディアのご案内をされており、英語での被爆証言を精力的に行っておられます。今年は外相会談やオバマ大統領の広島訪問があり、いつにも増してお忙しく過ごされているそうです。


ご自身の被爆体験と、被爆証言を通じ、戦時下で何が起きるか、起きているかを想像すること、それに対して自分ができることは何かを考え行動することなど、これからの世界を生きる学生たちに熱くお話くださいました。



午後の平和公園、資料館フィールドワークに備え、被爆直下に消えた町を紹介するビデオや書籍で準備をしたあと、この日の昼食は、本学の管理栄養学科の学生たちが「手巻き寿司」を用意してくれました!


実は本学は現在試験期間。忙しい中集まって準備してくれた管理栄養学科の皆さん、先生方ほんとうにありがとうございました!

午後は平和記念資料館を見学し、その後学生の案内で碑めぐりをおこないました。


資料館ではオバマ大統領の広島訪問関係の展示も見学。居合わせた報道陣にインタビューを受ける一幕も。ガイド経験者の学生による案内で、密度の濃いフィールドワークとなりました。

2016年8月3日水曜日

ピースセミナー2016 宮島観光

セミナー2日目は宮島観光。この日も良い天気になりました!


途中で通り雨に降られて足止めされたりもしましたが、厳島神社、大聖院などを回りました。

そして、今年は宮島にとても詳しい学生からの提案で、もみじ饅頭の手焼き体験をプログラムに加えることになりました。

実演してくださった講師の方を学生が通訳としてサポートする一幕も
昔ながらの手焼き型を使っての体験を楽しんでもらえたようです!

2016年8月2日火曜日

ピースセミナー2016が始まりました

本学では、毎年国内外から学生を招いて平和を考えるプログラムを複数実施しています。
そのうち、国際交流センターで開催している「ピースセミナー」は、奇数年の5月、偶数年の8月に、海外の提携大学から学生や教員をお招きし、本学の学生とともに原爆を通して平和について考えるプログラムです。

偶数年の今年は、アメリカのボーリング・グリーン州立大学から、5名の学生と先生方をお迎えしました。本学からは、日本人学生のほか交換留学生も参加し、講義やフィールドワーク、ディスカッションをおこないます。

8月1日、いよいよ開始!初日はまず参加者同士の交流プログラムです。
午前中はオリエンテーション。湊学長のご挨拶で開幕しました。



続いて、参加者みんなの前で英語での自己紹介。


その後、グループに分かれて交流しました。


午後のプログラムは、日本文化体験。今年のアメリカからの参加者は、日本に留学経験があったり、日本語を学んでいたりすることもあってか、日本のことはある程度理解がありそうなので、ちょっと珍しい授業をご用意してみました。

本学客員研究員の田中圭子先生による「日本伝統の香「薫物(たきもの)」と平安文学」。

源氏物語に登場するお香「薫物」を、当時のレシピを元に再現します! お香の粉にはちみつを練り混ぜ、手のひらで転がして大豆程度の小さな玉を作るのです。ちょっと泥だんごのようで面白い…。

出来上がった薫物は、香炉でいぶして香りを広げます。粉だけの香りと、練った後の香り、香炉で焚いた時とどれも少しずつ香りが違うのです。
先生方からも質問が出て、とても興味を持っていただけたようです。

続いての日本文化体験は「いけばな」。草月流の五十嵐先生をお招きし、基本を教わります。その後、同じ素材を使ってチャレンジ!他の学生に感想を聞きながら生けている人もいれば、無心に花に向かう学生も。それぞれの対し方が興味深いですね。


最後は、自分の作品を前に記念撮影をおこないました。まずはセミナーの始めに、良い交流になったかと思います。

明日2日目は宮島観光。3日目から、いよいよ広島の原爆と平和に向き合います。

2016年6月16日木曜日

アメリカの提携校の先生をお迎えして留学説明会

アメリカの提携大学、テネシー大学マーティン校(UTM)から、ハモンド恭子先生が来学されることになり、便乗して(?)アメリカ留学説明会を実施しました。

UTMからは毎年のように教職員の方がおいでくださいますが、ハモンド先生がいらっしゃるのは2009年以来。歓迎のお食事会は先生方と、本学自慢のベジフルランチで。

昼食会
湊学長との会談の後、1、2年生のアメリカ留学希望者を対象におこなった説明会にご参加いただき、UTMでの留学生活や、付属語学学校のことなど、いろいろなお話をしていただきました。

留学説明会
田舎の大学だからこそできる楽しみ方や、アメリカの学生は案外シャイ、という意外なお話も。
そういえば、これまでにUTMに留学した学生はみんな「すごい田舎!だがそこがいい!」という感想で、かなり愛着を感じているようでした。先生のお話を聞いて、「これまでの自分から一歩踏み出す」という経験には、とても良い環境のように思えました。

昨年UTMに留学した学生や、現在UTMから留学中の学生も参加し、かなりリアルな体験が共有できたのではないでしょうか。質問もたくさん出ていましたね。

こっそりMartinTシャツを仕込んできたKさんナイス↑
国際交流センターからは、本学の留学制度と留学方法などについて、簡単に説明させてもらいました。駆け足の説明で分かりにくい部分も多かったかと思いますが、配付資料を参考に、チューターの先生や国際交流センターにご相談いただければと思います。


2016年4月21日木曜日

留学経験者は語る!~準備編~

新学期を迎え、海外留学を考える学生の皆さんに新企画!です。
(保護者の皆さまにも必見!と思っております!)

在学中に1学期間(4ヶ月間)以上の海外留学をしたいと思っている人は、できるだけ早く準備を始めるのが吉。特に、大学の制度を利用する在籍留学(留学期間を含め4年間で卒業可能)は、留学前、留学後の学修で、実現可能な留学プランが変わってしまいます。
学内での申込締切も早いので、できるだけ早くチューターの先生や学生課に相談して、学内の制度を知ることが大事です。

海外留学をした先輩たちから経験を聞くことも、準備のひとつ。ここでは、2013~2015年度に、本学で交換留学・在籍留学をした学生の報告書をまとめました。


在籍留学?休学留学?


留学の種類


1学期(4ヶ月)以上の留学をする学生の多くは、「交換留学」で海外の提携大学に留学しています。
交換留学では留学先の授業料が免除されるため比較的費用が安く、また大学からの推薦ということになるので、入学要件(語学力など)も緩和されます。

また、交換留学生に選ばれた学生は、「在籍留学制度」を利用すると、留学期間を含めた4年間での卒業が可能になります。
ただし、帰国後に単位互換ができるように授業を履修する必要があるため、留学先で所属学科やメジャーとは違った勉強をしたい場合は、事前の許可を得て休学という形をとることもできます。

ご覧のとおり、ここ数年は在籍留学での交換留学が多いです。特に国際教養学科2年生は、単位互換科目の関係で、在籍留学がしやすくなっています。


留学先は?
留学先
交換留学をした学生がほとんどですので、留学先はほぼ派遣先大学です。
提携校の多いアメリカが半数を占めていますが、韓流ブーム以来、韓国の人気も高いです。韓国・中国の提携校はどちらも付属語学施設があるので、語学留学としても良い環境となっています。

ちなみに、英国(イギリス)には交換留学提携校がないため、留学した学生(1名)は自分で留学先大学を探し、出願し、本学の在籍留学制度を利用して1年間留学しています。このように、提携大学以外でも、条件を満たせば自分の希望する大学に留学することが可能です。


留学準備について

留学前にどのような準備をしましたか?(複数回答)
表が分かりにくいですね…。多い順番にしますと、
留学先の言語を学んだ(100%)
インターネットで情報収集(75%)
先輩に話を聞いた/大学の教職員に相談した (各65%)
アルバイトで資金を貯めた(60%)
ステイ先や友達におみやげを購入(50%)
語学検定試験を受けた(45%)
ノートパソコンを購入(35%)
留学生から話を聞いた(25%)
日本文化を学んだ(10%)
となりました。更に、準備の中でも力を入れたことなど具体的に書いてもらったところ、次のような回答がありました(記入者の留学先は混在させたままにしています)。

通学時間や空いた時間に少しでも中国語を聞いたり、単語を覚えたりなどしていました。また、留学先の情報があまりなかったため先輩や現地の学生と連絡を取り、多くの情報を得られたので安心して留学ができました。
パソコンは少し持ち歩くのが不便だと思い、iPadを購入しました。 学内にはWifiが通っており、プレゼンや調べ物の際、わざわざパソコンを持ち歩く必要もなく、とても役に立ちました。Skypeもスマホより画面が大きいし、使いやすいです。
1年間韓国語をECCで勉強しました。
韓国語での会話がほとんどでしたので、生活する上で必要な挨拶、買い物の単語は覚えて行ったほうが良かったかなと反省しました。
韓国語だけでなく英語もある程度分かったほうが良い。 留学生向けの授業(単位がとりやすい)は英語で行われる授業がほとんど。 また他の国からの交換留学生は韓国語がしゃべれない人も多い。
特にIELTSの勉強に力を入れました。(留学先:イギリス)
留学にはたくさんの書類が必要なので、早め早めに準備しました。
中国ではgoogle系のサイトやいくつかのSNSを使用できないため、事前に何が使えるのか調べることをお勧めします。日本との連絡手段が限られるため注意が必要です。
語学の勉強は高校の頃の教科書や単語帳で復習をしました。 英語試験対策や英語でのレポートの書き方などはアカデミックサポートセンターで指導していただきました。
留学経験のある先輩に現地での生活や授業について色々な話を聞いておくと、あらかじめ準備をすることができて良い。
語学力向上に努めました。 また、健康管理もしっかりとしました。
基本的なことだけど、英単語を見直したり、聞くのに慣れるため、英語のNEWSや映画を積極的に見たりした。 また苦手なリーディングもいつもよりがんばってやった。
日本の大学とアメリカの大学とではシステムが違い、その上寮生活も初めてでわからないことが多かったので、女学院から前の年に同じ大学に留学されていた先輩に、持って行ったほうが良いものや履修登録の仕方などについてお話を伺いました。荷造りをするときや実際履修登録をするときなど、大変参考になりました。

更に更に、「留学前にやっておけばよかった!」と思ったことを聞いてみました。

日本文化の勉強 英語のブラッシュアップ 
もっと韓国語の勉強をしておけばと後悔しました。それと、英語もとても大切だと痛感しました。帰国後は韓国語はもちろん英語の勉強もしていこうと思っています。
英語や中国語にしても簡単な表現のニュアンスはきっとどこに行っても必要不可欠だと思います。言語に自信がなくても、現地の人たちと簡単にコミュニケーションは欠かせないので、簡単な表現や言葉は少しでも多く覚えて行くと良いでしょう。 あと、日本のお土産も絶対欠かせません。値段は高くなくても良いので、日本らしい物や日本語表記されている物だととても喜ばれます。
洗濯ネットを実際よりたくさん持って行っておくべきだったと思います。また、日本で売っているような単語帳もないので、履修科目にもよると思いますが私はあともう一冊か二冊あればよかったと思います。(アメリカ)
資金面ではもう少し蓄えておけばよかったかなと思いましたが、お金を出し合って何かを買うのも良かったです。
日本らしいお土産は用意しておけばいざという時に渡せるのでいいと思います。変圧器も必要です。
英語の勉強。(留学先:韓国)
もっと英語力をのばしておけばよかったと思いました。 そして日本に関する知識も必要だと思いました。
もっと韓国語の会話力をつけておけばよかったと思います。
韓国語力です。留学に行く前に1年間韓国語の勉強をしましたが、全く話せない状態で行ったので、向こうに行ってからが大変でした。 持って行けば良かった物は、韓国語専用の電子辞書です。私は紙の辞書しか持って行ってなかったので、苦労しました。
日本食は持っていくべきでした。結局、日本から送ってもらったのですが、送料のことを考えると、最初に持っていくべきでした。(留学先:アメリカ)
Readingが苦手なので、行く前にもっとしていけばよかった (思った以上のReading量だったので)
私の留学が3学年だったからなのですが、帰国後の就活に向けて、秘書検定やMicrosoftなどの資格を何かひとつでも取っておけばよかったと思いました。現地でCareer and Life Planningの授業を取りレジュメを作成する課題があったとき、講師の方に「Excelは?パソコンはできるの?」と聞かれ、日本でもアメリカでも必要なスキルであると改めて実感しました。 
乾燥が激しいので肌にあうクリームが欲しかった。日本の調味料も。(留学先:中国)

感想をうかがうと、留学先の言語についてはいくら準備してもしすぎることはない、という感じですね。4ヶ月間も1年間も、決して長い期間ではないので「行けばなんとかなる」とは考えない方がよいかも。
また、韓国や中国への留学でも、留学生のオリエンテーションや通知文が英語のみだったり、留学生同士の共通語が英語だったりするようで、多くの学生が英語の必要性を痛感しています。

次回は渡航手続き編を予定しています!


※自由記述は一部編集しています。学生の皆さんは、学生課国際交流センターで原文を閲覧できます。