2016年2月24日水曜日

カンボジア・スタディツアー実施中!

今年度初の試みとして、湊学長が理事を務められているNPO「ワールド・ビジョン・ジャパン」の協力で、7日間の「カンボジア・スタディツアー」を実施しています。引率の澤村チャプレンから、毎日の活動風景をご報告いただいていますので、研修前半の様子を少し公開します!

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ワールド・ビジョンは世界各地に拠点を持つNPO団体で、困難な状況下にある子どもたちへの支援を行っています。カンボジアは、20年に及ぶ内戦が終結した1991年前後から多くの国際ボランティア機関が様々な活動を続けている地域ですが、ワールド・ビジョンは3つの拠点で地域開発プログラムを実施しているそうです。

本学では、昨年春学期に学内で参加者を募集し、3学科9名が選抜されました。ワールド・ビジョンの担当者による事前研修を経て、2月21日に日本を出発、まずカンボジア北西部にあるワールド・ビジョンの拠点にて研修を行いました。

カンボジア・スタディツアーの様子
初日はトモプオという地域でワールド・ビジョンが運営する児童養護施設での活動に参加、子どもたちと交流しました。翌日はタイとの国境地帯ポイペトを訪問し、国境の町が抱える複雑な状況について説明をうけました。また、キリスト教系のNGOが運営するシェルターで人身取引から救い出された若者たちの話を聞く機会も設けていただきました。

本日はこの地域での最終日で、アンコール遺跡を見学します。明日は首都プノンペンへ移動し、戦跡を見学する予定です。